長らくお休みししていた「はたけ便り」。
今年2016年は畑作業に集中したことや、
毎週の野菜の販売会の準備に追われて
ほとんどお便りを書くことができませんでしたが、
今年も本当にいろいろなことがありました。
このまま皆さまに畑の出来事をお伝えせずに
終わるのはもったいなく感じ、
今回2016年総括号として発行させていただきます。
来年はもっとお便り出せるようにがんばります♪ 渡邉
春~spring~
今年らいむの畑は、
じっくり?練り上げた年間栽培計画をもとに
土作りのための小石拾いや堆肥入れ、
寒い時期からの種まきと育苗から始まりました。
2月の寒さの中、発芽させるのは困難を極め、
お湯を入れたペットボトルを
衣装ケースに入れ、その上に種まきしたポットを置いて
温めながら夜を過ごさせるなどし、発芽させました。
昨年採種したトマトも ちゃんと発芽して育っていきました♪
夏~summer~
ブロッコリー、トマト、オクラ、メロン、
ニンジンなどが好調で、
ピーマン、ナス、ツルムラサキ、キュウリ、
ズッキーニも いい具合に採れました。
また、水野の畑には珍しい?来客もあり、
サツマイモをふんだんに食べて帰って行かれました…(涙)
↑珍客 猪さん らいむ畑ご来店
秋冬~fall-winter~
サツマイモ、サトイモ、大根に加え、
水菜、春菊、カブ、白菜、人参、小松菜、ホウレンソウ、などの
去年はほとんど採れなかった野菜も順調に育っています。
野菜価格高騰時は販売開始20分で50個の野菜が完売するなど、
たくさんの方々に喜んでいただけました。
販売会 いろいろ
《アクアカフェ店頭販売》
今年も石田町にある喫茶店『アクアカフェ』さんのご厚意で、
店頭販売させていただきました。
11月の社会見学では皆でランチをいただいたお店です♪
野菜がたくさんとれた時に置かせていただいています♪
《やすらぎ木曜市》
やすらぎ会館で6月から新たに始まった『やすらぎ木曜市』。
瀬戸の福祉作業所が午前午後に分かれて毎週販売会を開催しました。
らいむ畑もほとんど毎週出店させていただきました。
はじめはらいむ畑の野菜も認知がなく、
なかなか買っていただけませんでしたが、
毎週出店してみんなで頑張って販売すると、
だんだんと声をかけてくださる方々が増えてきて、
何カ月もすると、らいむ畑の野菜を目当てに
木曜市に来てくださったり、 利用者さんに会うために
来てくださるようになりました。
利用者さんとお客さんの交流も 楽しいひと時でした♪
《市役所マルシェ》
今年12月に初めて開催された 市役所マルシェ。
瀬戸市内から9カ所の作業所や団体が集まって
販売会を開催しました。
やすらぎ木曜市とはまた違った会場やお客さんの雰囲気に
少々緊張しながらも楽しく販売できました。
野菜やドーナツ、小物類も たくさん買っていただけました♪
収穫祭と石焼き芋
8月に現在の高根町の建物に引っ越しをしたらいむ畑。
11月には地域の方々への日ごろの感謝を込めて
収穫祭を開催しました。
ご近所の方、利用者さんのご家族の皆さま、
そのほかさまざまな形でかかわってくださっている方々が
お越しくださいました。
利用者さんの歌の発表も4回行い、元気な歌声を
披露することができました。
また、今年は新たに本格石焼き芋を販売いたしました。
石選び、鍋選び、加熱方法もこだわって、らいむの畑で
みんなでとったサツマイモを焼きました。
やすらぎ木曜市でも販売してきましたが、
甘くておいしかったと お声をたくさんいただくようになりました。
「チャレンジに満ちた2016年」
今年新たに始まったのは、自然農、自家採種、
やすらぎ木曜市での定期販売会、本格石焼き芋などですが、
それ以外にも今年栽培したカボチャ(黄色くなる和カボチャで
調理が難しい品種だったこともあり)、
10月のハロウィーン用に中をくりぬいて
ジャック・オー・ランタンにしました。
そのほか、細かい栽培方法のチャレンジも多々あり、
新しいことに挑戦し続けた一年でした。
初めからうまくいくことは珍しく、うまくいかなくても
あきらめずに続けることで、新しいアイデアにつながったり、
技術の向上につながりました。
来年も新しいチャレンジをいろいろ考えています。
楽しく希望に満ちた2017年となりますように!