前半は“水浸し”、
後半は“猛暑”と激動の7月を過ごしたらいむの畑ですが、
そんな中、時には車で雨宿りしながら、
時には冷たいタオルで頭を冷やしながら皆で頑張りました!
ただ、畑作業にはうまくいかないことも多く、
自然との付き合い方に日々頭を抱える毎日でした。
農薬や化学肥料に頼らずに良い野菜を作るのはやっぱり甘くはありません。
しかし、その分収穫できたときの喜びはひとしおでした。
雨の日は畑は水浸し。
そんな時にもやるべきことはたくさんあります。
収穫物のお手入れ。
地味な作業ですがきれいな野菜をお届けするための大切なお仕事です!
たまに眠くなったりしますが、コツコツと作業は進みます!
でも普段は広い畑でのびのび作業をしているメンバーたち。
たまにちょっと笑いがほしくて「カボチャのせてみようか?」
と誘うと照れながらもこんなポーズもしてくれました。
カボチャ3兄弟、ちゃんちゃん♪
(販売用のカボチャではありません)
猛暑を飛び越えて畑は酷暑に突入します。
そんな時はこれ。
陽子さんが用意してくれた冷やしタオル。
頭にかぶったら、はあ~なんていい気持ち♪
波乱万丈な畑生活を送るオクラたちは、
雉が姿を見せなくなると被害もなくなり、
今では1mを超えるまでに成長しました。
原産が熱帯だけに花も南国特有のかわいらしさを持っています。
たくさんの実をつけてくれることを願います。
休憩は必ずテントか車で!
インゲンは風で何度も倒れてしまいましたが、
なんとか最後まで収穫できました。
今年は夏の終わりに向けてもう一度栽培します。
カボチャは例年よりも収穫量が少なく
販売までこぎつけられるかどうかの瀬戸際です。
貴重なカボチャを見つけて収穫しました!
今年はカボチャだけでなく
人参、ピーマン、ナス、キャベツ、ブロッコリーが
手入れの甲斐なく不作となりました。
厳しい自然環境に手が回りきらなかったのが残念ですが、
そんな中で採れた作物には本当に感謝の気持ちがわいてきます。
植えた苗が育たず、
あれこれ考えながら草刈りをしているとにわか雨が。
車の中で雨宿りをして肩を落としていると、
目の前にきれいな虹がかかっていました。
苦労があるから収穫の喜びも大きくなる。
そんな気持ちになりました。
秋はいい野菜が採れますように。
☆農業ミニ知識☆
~ 野菜の原産地って何? ~
野菜の生れ故郷を原産地といいます。
野菜はもともと野生の植物を改良し、育成してきたものが多いので、
最初に自生していた地域を知ることで野菜固有の性質がわかり栽培のヒントになります。
●なす・・インド原産で高温を好みます。
●トマト・・南アメリカ原産で強い光を好み、日当たりの良いところで育ち、
比較的乾燥に強い野菜です。逆に、湿度が高いと病気が出やすくなります。
●きゅうり・・ヒマラヤ山麓(インド付近)原産で、夏季でも比較的涼しい気候を好みます。